連休しかまとまった休みが取れないけど、人混みを避けてのんびり過ごしたい・・・
でも、アクセスが大変なド田舎はめんどい・・・
そんなことを思っているあなた！や、あいつ！
ちょうどいい田舎の島がありますよ！
今回は・・・
手軽に行けて、手軽に1周できる佐木島のぶらチャリルートを紹介！
最寄り駅まで新幹線で行けて、駅から港までは徒歩5分！
レンタサイクルもあるし、観光地でもないから連休も人が少ない！
都会の人混みにつかれた人は、1回来てみんさい！なんもないけぇ。
- 人混みを離れ、瀬戸内海の風景をのんびり堪能したい人
- 三原観光で何をしたらいいかわからない人
- しまなみ海道を自転車で走るのはハードル高いと感じている人
ルート概要
三原駅でレンタサイクルを借りて、三原港から船（約13分）で佐木島へ行き、島を１周するルート。
佐木島は１周約12kmあります。
自転車で休まずこげば約1時間でまわれますが、今回はぶらチャリなので、
途中で写真撮ったり、ご飯食べたり、景色を眺めながらのんびり行きます。
なので、島の滞在時間は約3時間が目安です。
消費カロリーは・・・
男性：340kcal（おにぎり2.1個分）
女性：260kcal（おにぎり1.6個分）
＼おすすめの船の時間表／
| 三原港 ⇒ 鷺港 | 鷺港 ⇒ 三原港 | 滞在時間 |
|---|---|---|
| 9:04 ⇒ 9:17 | 12:02 ⇒ 12:15 | 2時間45分 |
| 10:24 ⇒ 10:37 | 13:22 ⇒ 13:35 | 〃 |
| 12:16 ⇒ 12:29 | 15:14 ⇒ 15:27 | 〃 |
| 13:36 ⇒ 13:49 | 16:34 ⇒ 16:47 | 〃 |
★詳しい最新の時刻表や運賃 ⇒ 運航会社HP
佐木島の豆知識
そもそも佐木島ってどんなところかというと・・・
人口約600人、高齢化率70%以上のどこにでもあるといえば、どこにでもある瀬戸内海の島です。
サイズは自転車でも周りきれるくらいのサイズなので、特別大きいわけでもありません。
本州と橋は架かっておらず、三原港から船で約13分で行くことができます。
実は新幹線に最も近い島といわれてたりもします。
島でありながら、珍しく漁業が根付いておらず農業の島です。
特産物には柑橘類、メロン、スイカ、わけぎ等があります。
また、毎年8月にはトライアスロンの大会も開催されています。
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実際にぶらチャリしてみた！
三原駅～三原港～鷺港
出発地点は三原駅です。
三原駅にある観光案内所（うきしろロビー）でレンタサイクルを借ります。
営業時間：9:00～17:30
佐木島はあまりアップダウンもないので、借りる自転車はママチャリ（普通自転車）でOKです！
（火・水・土・日曜日であれば、佐木島でもレンタサイクルが借りられます）
三原駅から三原港は自転車で2～3分で着きます。
今回は、島でお弁当を食べようと思うので、三原駅前でお弁当を買っておきます！
お弁当はマリンロードにある「おはぎのこだま」で購入！
おはぎだけでなく、お弁当やお惣菜を販売している三原に昔からあるお店です。
おはぎやジャンボたこ天が有名ですが、今回はたこ飯弁当を購入しました。
あと、駅前のミニスーパー・フレスタで八天堂のくりーむパンを購入！
おはぎのこだま
営業時間：7時～18時（売切れ次第閉店）
定休日：月曜日
お弁当を買って三原港へ向かい、チケットを購入します。
チケットは窓口でなく、横にある券売機で購入します。
佐木島（鷺港）までは片道大人710円、子供360円、自転車300円となります。
自転車のチケットも必要なので忘れずに購入しましょう。
それでは早速、高速船かがやき1号に乗って佐木島へ！
佐木島（鷺港）行きは2番乗り場からの出発になります。
★三原港～鷺港への時刻表：運航会社HP
自転車は船の後ろの屋外テラス席スペースの開いているところへ置くこととなります。
それではいざ、出発！！
三原港の入り江になっている部分を抜け、三原の街がどんどん遠ざかっていきます！
船は屋内席と屋外席がありますが、気候のいい季節なら風に吹かれながら屋外席で過ごすのが気持ちいです！
あと、屋外席の方が外の景色を楽しめるのでオススメ！
屋内席からも窓越しに見れますが、窓が綺麗でない場合も多いので・・・
進行方向右側を振り向くと、三原で最も有名な山の筆影山・竜王山と須波地区が見えます。
山の一番右側の頂点が筆影山で、真ん中あたりの最も高い地点が竜王山です。
どちらも頂上からのしまなみの景色がめっちゃ良いということで有名です。
こちらは小佐木島です。
人口たったの4人、高齢化率100%の島です！
そんな島ですが、最近、海を見ながら入れるサウナができるなど、小さくとも力強い動きがある島なのです。
小佐木島を過ぎて見えてきた小さな灯台は佐木島灯台です。
ということで、もうすぐで佐木島・鷺港へ到着です！
三原港からたったの13分、佐木島に上陸です！
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鷺港～佐木島灯台
鷺港に到着してからがぶらチャリの始まりです！
港の前にはみなと茶屋という軽食屋さんがあります。
営業日が火・水・土・日の11時～14時なので、その時間帯に来れる人はここでご飯を食べるのもあり！
港を出てみなと茶屋の前の道を右側へ、島を反時計回りに回っていきます！
自転車をこぎだして数分すると・・・
先ほど船から見た佐木島灯台への案内板が！
これは行ってみるしかないでしょう！
坂道を少し登っていくと竹林となり、その奥に海が見えてきました！
竹林を抜けると灯台がちょこんと佇んでいます。
手前には謎のハート型につるされた鐘。なにやら、全国的な企画もので、恋する灯台プロジェクトに認定されているんだとか。
何かしら恋にまつわるいわれがあるならいいんですが、とってつけたような理由でやるのはイマイチだな～。
せっかくの景色に対して邪魔な気が・・・（あくまで個人の見解です）
灯台の前にベンチがあったので、そこでお弁当を食べることにしました！
灯台の前は木々がちゃんと伐採されて、景色が見渡せるようになっています！
先ほど到着した鷺港もばっちり見えます！
ということで、お楽しみのランチタイム！
船に乗る前に買ったたこ飯弁当とデザートのくりーむパンを食べるぞー！
弁当はたこ飯のほか、おでんやから揚げ、玉子焼き、白身のフライ、おひたし等、いろんなおかずが入っていて食べるのが楽しいです！
味付けは手作り感のある優しい味付けで、普段、外食やコンビニ弁当が多い方には刺さると思います！
個人的に特に美味しかったのがから揚げです！
この景色を眺めながら、美味しいお弁当を食べられるのはマジ贅沢！
欲を言えば、日陰があると嬉しいかな・・・パラソルとかおいてくれないかしら・・・
奥の方にはしまなみ海道の因島大橋もうっすら見えます！
個人的には座って左側の三原本土方面の、宿祢島がちょこんとあるこの景色が特に好きだな～。
宿祢島のこんもり、りょこんとしたフォルムがなんとも愛らしく、景色をマイルドにさせる感じがします。
お弁当の後は、デザートのくりーむパンです！
三原の企業である八天堂と広島の地場スーパー・フレスタのコラボ商品！
呉の手摘みレモンを使ったくりーむパンです！
はい、おいし～です！
八天堂のくりーむパンは、個人的にジャム入りのやつが好きなんですよね。
なので、この景色の中食べるのは、最高にウマいってことなんです！
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島の西側
佐木島灯台を後にして、再び島を反時計回りに回っていきます。
で、いきなり気になるものが登場です。
柵に囲まれ、小さな小屋が置いてある一画が・・・
「裸の島・らくがき黒板メモリアルコテージ」と書かれた立て看板・・・謎です。
ちなみに、裸の島とらくがき黒板は、三原を舞台に大昔につくられた映画のタイトルです。
柵の中に可愛らしく、凛々しいシーサーが！
そしてその後ろにはタコの群れが！
このタコ、実は三原の駅弁の「元祖珍辨 たこめし」の容器です！
なんだかとっても地元愛溢れる謎のスポットでした。
また、少し行くと見えてくるのが大野浦海水浴場！
ここの海水浴場はちょっとオシャレで、こんなオレンジのレンガ張りのランウェイみたいなのがあります！
その先にはベンチもあり、あそこでお弁当食べるのもよさそう！
水も結構綺麗で、景色もいいし、海水浴によさそうです。
マイナーだからあんまり混まないだろうし！
その後ものんびり景色を見ながら自転車をこいでいきます。
右手に見える島は、船で来るときに通り過ぎた小佐木島です。
「注・海底水道管・意」の大きな看板が印象的！
佐木島と小佐木島を結ぶ海底水道管があるらしく、この辺りを行きかう船への注意喚起なんですね。
見えているのが小佐木島の集落です。
泳いで渡れそうな距離感ですね。この辺りはホント島の密度が高いです。
しばらく行くと、いきなり羊が2頭！
どうやら、農業の省力化や観光客の誘致を目指し、数年前から羊の放牧をしているらしいです。
畑の草を食べさせて農薬に頼らない栽培を試みたり、羊毛を使ったグッズ開発なども探っているんだとか。
実際、60年ほど前までは島内の家庭の多くで飼っていた歴史もあるようです。
なんとも牧歌的で素敵な風景だ！
その後もずんずん海沿いの道をひた走ります。
右奥に見えるのは三原本土の須波ハイツです。
途中、何やらカラフルな家が集まるエリアがありました！
ほんと海辺の穏やかな風景が続きます。
これは、近年桜の時期に話題となる塔の峰千本桜の入口です！
ハラモンは行ったことないですけど、一面桜だらけですごいみたいです！
おそらく、多くのこんもりした山の上一面が桜のピンクでいっぱいになるんだと思います。
手前の木々は柑橘系の木だと思われます。瀬戸内の島なので、やっぱ柑橘はマストです！
もう少し行くと、向田港が見えてきました。
向田港は島の南西部にあり、須波港と瀬戸田の沢港とフェリーで繋がっています。
車で来る人はフェリーでここの港を使うことになります。
港の近くにお地蔵さんがいっぱいいました。
島の西側はこの辺りまでです。
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島の東側
向田集落付近から島の南端部となります。
島に来て自転車をこいで初めての大き目の集落です。
写真の奥の方には元小学校や郵便局なんかがあります。
さらに奥の高い山が佐木島最高峰の大平山267.5mです。多分。
この後、今回のルートの難所の上り坂が800mほど続きます。
上り坂を登り切って下っていくと、今度は島の東側の景色が見えてきます！
東側は西側とはまた少し違った雰囲気で、広々とした印象で、
海の向こうに見えるのは生口島と因島です。
また、島唯一のパン屋さんなんかもあります。
今回は営業日ではなかったのでいけませんでしたが、営業日は木・土・日の8時～16時位（売切れ次第閉店）となっているので、タイミングが合う方はぜひ！
左奥に見えるのが因島と生口島を結ぶしまなみ海道の生口島大橋です。
ほんとこのへんの海は人の営みを感じる風景が満載で素敵です。
島の東側は西側に比べ平地が多く、畑なんかも広がり、道路も2車線と広々としています。
この辺りは須ノ上という集落エリアになります。
あと、花を植えているのをよく目にしました！
近くにさぎしまキッチンという発酵料理のお店もあるようです。
ここにも小さな花畑が！奥には瀬戸内海を渡る小さな船も！
どんどん北上していくと再び三原本土が見えてきます。見えているのは糸崎・木原地区ですね。
再び集落が見えてくると、そこは鷺港のある佐木地区です。
鷺港まであと一息です。
鷺港に到着しました～！
高速船へ乗って三原港へ帰ります。
お疲れさまでした～。
時間と体力がある方は、鷺港から因島へ行ってみるのもアリです！
★鷺港からの時刻表：運航会社HP
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ごはんスポット
三原駅前のテイクアウト情報
おはぎのこだま
おはぎ屋だけど、お弁当、お惣菜、ジャンボたこ天もある三原の有名店！
営業時間：7時～18時（売切れ次第閉店）
定休日：月曜
地図：Googleマップ
情報：公式Instagram、食べログ
おむすびやキッチンかば
おにぎりを中心におかずも、お弁当もあります！
営業時間：6:30～14:30
定休日：日曜、祝日
地図：Googleマップ
情報：しろうまちなか、食べログ
おにぎり屋にんにこ
2022年12月OPENの注文を受けてから握るおにぎり屋！
営業時間：火〜金11:30〜15:00、16:00〜19:00
土11:30〜15:00、日祝11:30〜14:30
定休日：月曜、第3土曜
地図：Googleマップ
情報：公式Instagram、食べログ
火呑みの鶏 ねんじ
人気の居酒屋さんのテイクアウト店！
営業時間：10:00～L.O.13:30、17:30～L.O.21:30
定休日：土・日・祝 不定休あり
地図：Googleマップ
情報：MJみはら、食べログ
フレスタおかず工房
広島地場スーパーのお惣菜売り場に重点を置いた形態の店舗！
営業時間：9時～20時
定休日：元日
地図：Googleマップ
情報：公式HP、食べログ
佐木島のお店情報
島のお店は営業日や営業時間が限られてくるので、島で食事をしたい方は事前に要チェック！
お店の位置はルート地図でチェック！
みなと茶屋
鷺港前にあるうどん・カレーなどの軽食屋さん！
営業日：火・水・土・日
営業時間：11時～14時
地図：Googleマップ
情報：さぎしまガイド、食べログ
島のぱん屋さん
島の東側にある島唯一のパン屋さん！
営業日：木・土・日
営業時間：8時～16時位（売切れ次第終了）
地図：Googleマップ
情報：さぎしまガイド、食べログ
島時間「鷺邸」
宿泊もできる昔懐かしの家で食べるランチ！
営業日：予約のみ営業
営業時間：11時～15時
地図：Googleマップ
情報：公式HP、さぎしまガイド
Café地徳
名古屋から移住した夫婦が営む自家製栽培の無農薬野菜を使ったカフェ！
営業日：月・火・金・土・日
営業時間：モーニング9:00～11:30、ランチ11:30～14:00
地図：Googleマップ
情報：さぎしまガイド、食べログ
さぎしまキッチン
2022.9OPENの野菜と果物を使った発酵食料理専門店！
営業日：月・木・金・土・日
営業時間：11時～17時
地図：Googleマップ
情報：公式Instagram、のぉ！佐木島
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