in 瀬戸内

瀬戸内アート島・岡山ひとり旅録2024-25年末年始 Part2.直島・岡山【車なし3泊4日モデルコース】

(記事内に商品プロモーションを含む場合があります)

街歩き好き30代リーマン旅の体験をまとめたガイドブック的備忘録「ひとり旅録」

今回は・・・

2024年→2025年年末年始に行った瀬戸内アート島岡山市内3泊4日した旅の記録!

このページは後半直島・岡山の旅を紹介!

今回の旅は年末年始に行ったので、結構お店が閉まっていたり、宿泊・交通費も高いので、年末年始の日本での旅行はおすすめしません(笑)

それでも、年末年始しか長期休みが取れないあなたの参考になればと思います!

こんな人にオススメ!
  • アートが好きな人
  • 瀬戸内の穏やかな風景が好きな人
  • 街歩きや散歩が好きな人
  • 車なし!公共交通で旅行したい人

\前半の宇野・豊島編はこちら!/

瀬戸内アート島・岡山ひとり旅録2024-25年末年始 Part1.宇野・豊島【車なし3泊4日モデルコース】 街歩き好き30代リーマンの旅の体験をまとめたガイドブック的備忘録「ひとり旅録」 今回は・・・ 2024年→2025年の年...

旅のルート

★アクセス情報→コチラ

ハラモンのブチ推し!

この旅で特にテンションが上がって気に入った場所はこちら!

  • 直島・本村地区
    昔ながらの町並みの中、いくつものアート施設が点在して、歩いて回るのが楽しい!

3日目:直島散策~岡山市内

3日目は初めに直島へ行き、その後、岡山市内へ向かいました!

宇野港~直島

3日目の朝はあいにくの曇り空に雨がぱらついていました・・・

今日はアート島のメインである直島へ行きます!

今日は旅客船じゃなくフェリーで行きます!

四国汽船(株)

時刻表 / 運賃表 / 乗り場

※乗り場は、フェリーと旅客船で場所が違うので要注意!

フェリーの中は広々として、綺麗です!

椅子もゆったり目のいい椅子!

特にいいと思ったのが、窓に向かって配置してある椅子です!

ちゃんと船からの瀬戸内の風景を見せることを意識している造りに感激!

窓も大きくて、景色をゆったりと見ることができます!

窓越しに見る外の景色は、

瀬戸内の風景をまるで絵画を鑑賞しているよう!

いいわ~

ということで、約20分直島の宮浦港へ到着しました!

島についたら空も晴れてきた~~!!

直島散策・サイクリング

直島ではレンタサイクルで移動していきま~す!

この自転車はホテルで借りました!

島で借りても良かったんですが、年末で閉まっているお店も多いので、念のためホテルで借りました。

なので、その分、フェリーに乗るときに自転車乗船代310円が別途かかりましたが、島に来て自転車がなかった時の絶望に比べたら安いもんでしょ。

①電動自転車を借りよう!

結構、アップダウンのある道を行くので、アスリートじゃない人は素直に電動自転車にしましょう!

②冬場は手袋必須!

冬に手袋もせずに自転車乗ると手が死ぬので、絶対手袋しましょう!
指先にスマホに反応する仕掛けのある手袋がオススメ!

宮浦港から↑こんなルートで島を散策していきま~す!

こちらは有名な草間彌生のかぼちゃ!

港のすぐそばにあって、実はかぼちゃの中に入れたりします!

とりあえず直島に来たら写真撮らないとね!

赤かぼちゃ

作家:草間彌生

公式HPGoogleマップ

港を後にして、今日も島を反時計回りに回っていきま~す!

ところで、直島って?

実は、直島も岡山県ではなく、香川県の島です!

距離的には岡山の方が圧倒的に近いですが、高松港からもフェリーで約50分で来ることができます。

人口は約3,000人で小さな島のわりに結構人が住んでいます。

近年、アートの島としての盛り上がりもあり、観光・飲食業をする移住者が増えたことで、人口の減りがかなり緩やかになっています!←これ凄い!

昔の直島は漁業製塩が主要な産業のよくある瀬戸内の島でしたが、近代に入り1917年(大正6年)三菱マテリアルの精錬所が建設され、製錬業を中心とした島に変わっていきました。

そんな島が、1990年代からアートの島へと変貌していきます!

これを主導したのが、進研ゼミなどで有名な岡山本社のベネッセと建築家の安藤忠雄です!

島の中には安藤忠雄設計の美術館や様々なアーティストのアート作品が点在していて、島全体で現代アートを楽しめるようになっています!

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美術館エリア

ここからは直島の南側にある美術館エリアは、自転車や車の進入が禁止されていて、徒歩か無料シャトルバスで移動する必要があります。

なので、自転車を駐輪場において、ここからは歩いて散策します。

美術館エリアに入って1つ目は李禹煥美術館です!

はい、読めません!

「リ・ウファン」美術館と読みます。

韓国生まれの李禹煥さんの作品と安藤忠雄のコラボ美術館です。

青い空を突き抜けるようにそびえたつ鉛筆みたいなコンクリ棒!

そして石!

美術館の中は写真が撮れないので、写真はありませんが、

この美術館を端的に言うと、丸い石グラデーション、そしてシンプル

若干ネタバレですが、感想としては、

  • グラデーションがきれい!
  • 極々シンプルかつバランスがいい!
  • 石の影に映像映したが面白い!

↑おい、語彙力と感受性はどこ!

李禹煥美術館ストア

なんか、よくわからんかったけど、自分、グラデーションが好きだなと気づきました。

てなわけで、作品のポストカードを購入しました

美術館を出ると瀬戸内海に向かって芝生が広がり、大きなコンクリのアーチが!

よー分からんけど、いい景色。

李禹煥美術館

営業時間:10~17時
定休日:月曜
情報:公式HP
予約:公式サイト(全施設共通)

李禹煥美術館をあとにし、すぐ向かいにあるヴァレーギャラリーへ行きました!

ここには大きなパチンコ玉みたいなのが大量に行けに浮かんでる!!

そして大量の仏さんも!

さらにここにも大量の玉!

そして皆が空や私を映し出す!

ヴァレー(谷)の奥に小さなコンクリの小屋が!

中にも玉!

階段にも玉!玉!玉!

そして、部屋の中も・・・ぎゃ~~~!

玉だらけ!

中も、外も、玉だらけ!

この玉たち、草間彌生の「ナルシスの庭」という作品みたいです。

やっぱ草間彌生は水玉が好きなのかね?

おもろいやん!彌生ちゃん!

ヴァレーギャラリー

営業時間:9:30~16:00
定休日:ベネッセハウスと同じ
情報:公式HP

ヴァレーギャラリーをあとにし、次の施設まで海沿いの道を歩いていきます。

美術館エリアは施設と施設の間がだいたい徒歩10分くらいの距離感にあるので、天気が良ければシャトルバスを使わなくても散歩がてら歩くのにちょうどいいです!

お次はベネッセハウス ミュージアムです!

ここは、「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、美術館とホテルが一体となった施設として1992年に開館したそうです。

ここに泊まれるのよさそうですね。

これ以降はがっつり施設内のネタバレになるので飛ばしたい人は▼スキップ▼

ベネッセハウスは地下1階から2階の3層建ての建物です。

横幅は広くないけど空間的には広く感じる建物です。

↑こちらは瀬戸内海の流木の円だそうです。

右奥にはウルトラマンの人形の円もあります!(撮影禁止ですが)

これがなかなかおもしろくて、1/4のウルトラマンを鏡に映すことで360度のウルトラマンになるの、当たり前だけどなんかすごい!

テラスの奥に見える海の風景がいいな~

沢山の国旗のアート!

よく見ると国旗にヒビが!

実はこの国旗はで出来ていて、しかも、そこをアリが巣を掘り進めることで、ヒビみたいになってたのです!

ザ・ワールド・フラッグ・アント・ファーム1990というなのアートです。

こちらはなんかよくわかりませんが、海の荒波の中を仏教のなんか・・・?

なんか色んな地域の大集合な感じです。

これはね、なんかかっこよかったです。

ネオンが光る感じも

空間的にもね

タイトルは「100生きて死ね」

海と白黒絵画

船の甲板?にぽっかり穴

ベネッセハウス ミュージアム

営業時間:8:00〜21:00
定休日:年中無休
情報:公式HP
予約:公式サイト(全施設共通)
宿泊:公式HP楽天トラベルじゃらん

ベネッセハウスのすぐそばの浜辺に穴あき甲板、その向こうにポルテみたいな島

ポルテ知ってます?お菓子の!

シップヤード・ワークス 船尾と穴

作家:大竹伸朗

Googleマップ

海の向こうには高松の街の遠景が見えます。

海から見るベネッセハウス周辺の様子

地形にひっそりとコンクリが佇む感じです。

次からは杉本博司ギャラリー時の回廊の中の写真なので知りたくない人は▼スキップ▼

薄暗いコンクリ打ちっぱなしの中で光る十字架の写真

中庭のねじれた棒。

建物の中全体が暗い。

でもそのぶん、安藤建築のコンクリ空間に光を入れこむ巧みさみたいなのを感じられた。

回廊の庭

硝子の茶室『聞鳥庵』

丸見えの茶室

ラウンジです。

ここでお茶菓子を食べられます。(入場料に込み)

高級感ある場所で、お上品なお茶菓子と窓の向こうの景色。

優雅なひと時でした。

シャトルバスの時間を気にして若干そわそわしてたけど(笑)

杉本博司ギャラリー 時の回廊

営業時間:11:00~15:00
定休日:年中無休
情報:公式HPWikipedia(杉本博司)
予約:公式サイト(全施設共通)

杉本博司ギャラリーのすぐ外にはニキ・ド・サンファルさんというフランスの作家さんの味のある作品が点在しています。

↑これは「腰掛」

↑これは「猫」

↑これは「かえると猫」

これはまた別の作家カレル・アペルさんの作品でした。

そして、↑これが有名な草間彌生黄色いかぼちゃ!

って、ないやないか~い!

なんか強風のため一時撤去中とのこと。残念。

でも、これはこれでレア、光の感じも神々しいし(笑)

南瓜

作家:草間彌生

公式HPGoogleマップ

南瓜のすぐそばに浜辺に埋まった鳥居があります。

これもアートなのか?絵になります。

この鳥居付近にシャトルバスの乗り場(つつじ荘)があり、バスに乗って自転車を置いた駐輪場まで戻ります。

ちなみに、直島で一番有名な地中美術館は事前予約がいっぱいで入場できませんでした涙

豊島美術館に続きここもメイン所がみれませんでした(笑)

直島、豊島の美術館やアート施設は全てネットで事前予約が可能です。

特に人気の地中美術館や豊島美術館は予約していくのがベター!

ネット購入の場合100~300円安くチケット購入可能です。

再び自転車に乗って、瀬戸内の風景を楽しみながら走ります!

本村エリア

美術館エリアから自転車こいで直島東部の本村エリアへ到着!

そしたらいきなり、なんじゃこら!!

普通に変なのある!

皮剥いたブドウみたいなの!何なん?

正解は・・・船の待合所、駐輪所、トイレでした!

直島港ターミナル

作家:妹島和世 + 西沢立衛 / SANAA

公式HPGoogleマップ

ここからは、駐輪場に自転車を置いて歩いて本村エリアを回ります!

「今日、何か ええことあった?」

あった!このエリアおもろいよ!

これは自転車降りて歩きたくなる!

こちらは家プロジェクト南寺!

家プロジェクトは本村地区で展開されている空き家などを改修して展開されているアートプロジェクトで、現在7軒が公開されています!

こちらの南寺は・・・

以下、ネタバレなのでまだ行ってない人は▼必ずスキップしてください!

知ってからだと行く意味があんまりないです。

ここは、案内係の方の声に従って、真っ暗な建物の中に入っていきます。

本当に真っ暗で、目を開けているのか、閉じているのかもわからなくなります。

そんな暗闇の中で5分ほどすると、数メートル先にうっすら白いスクリーンのようなものが見えてきました!

すると案内係の方が、ゆっくり白いスクリーンの所まで歩いていくように言います。

恐る恐る白いスクリーンまで歩くと、柵のような壁があって、その裏にうっすら光がついていました。

どうやらその光が壁を照らして白いスクリーンのようになっていたみたいです。

すると、案内係の方が、「今、皆さんに見えている白い光は、実は皆さんがこの部屋に入って来た始めからずっとついていたんです」と

え!まじで!?

いや、本当に真っ暗だったよ!

これが人間の目の暗順応というやつですか?す、すごい!

普段の生活の中でも、暗いと思っていた場所も、時間がたてば見えてくるものや、気づけるようになるものがあるってこと?

そんな、人生の励まし的なものを伝えようとしているのかここは?

そして、案内係の方が「以上となります。入ってきたところからお帰りください」って

そうですか~と思って入口の方を振り返ると、そこには真に真っ暗な世界が・・・

えっ、どうやって帰るん?

なんともおもしろい体験でした!

家プロジェクト「南寺」

営業時間:10:00–16:30
定休日:不定休
情報:公式HP
予約:公式サイト(全施設共通)
※要予約!

こちらは八幡神社

立派な門構えと灯籠です。

その八幡神社の向かいにあるのが、ANDO MUSEUM

こちらは築約100年木造民家だったんですが、

中は安藤忠雄のコンクリ打ちっぱなし!

コンクリートと木が共存しています!

地下へ行く階段があったりして

外からは想像できない空間になっています!

光の取り入れ方とか安藤忠雄っぽい。知らんけど。

こちらは、予約いっぱいで入れなかった地中美術館の模型。

実は、大学生のころに一度行ったんですけどね。

全く記憶にございません。

ANDO MUSEUM

営業時間:10:00-13:00 / 14:00-16:30
定休日:月曜
情報:公式HP
予約:公式サイト(全施設共通)

ANDO MUSEUMの扉から出てすぐに見える神社のある風景がたまらなく絵になるな~

ANDO MUSEUMから少し行くと、なんか「ドンッ!!」って漫画みたいな壁が!

側面の壁にはなんかいろいろ書いてあるよ!

黒電話が壁に設置されていたり!

この白い線は貝殻BB弾で描かれたアート!

バス停で待つ女子高生と犬に、自販機もある。

自販機ではお洒落なペンケースが売られてました!

買おうかと思ったけど、ペンケースを使う機会がないので止めました。

普通のお家っぽいんですけど、壁がなんかワクワクさせるよね!

直島ルカコ/naoshima695

公式HPGoogleマップ

お次は家プロジェクトの角屋です!

こちらは200年ほど前に建てられた家屋を修復しています!

中の床にはが張られ赤、黄、緑のライトが光っています!

このライト一つ一つはデジタル数字で、刻一刻と数字が0~9へ変わっていきます。

ただ、一つ一つの数字は進むスピードが違っているんです。

この作品は直島の住民が制作に参加して、一人一人が数字をそれぞれつけたらしいです。

そう、人によって進むスピードは違うんです。

ここに移る3桁の数字も(真ん中が写ってないけど)それぞれに進むスピードが違います。

早いとか、遅いとか、どっちでもよくて、自分のスピードで動いていけばいいのかな

家プロジェクト「角屋」

営業時間:10:00–16:30
定休日:不定休
情報:公式HP
予約:公式サイト(全施設共通)

角屋を後にして、次の家プロジェクトへ向け鳥居をくぐっていきます!

次は護王神社です。

この神社は江戸時代からあって、改築に合わせて杉本博司が設計したそうです。

この神社、写真に写っている地上だけじゃなく、手前の櫓の下が石室になっていて入ることができます。

あと、奥の本殿に透明なガラスの階段がついてることを覚えといて!

ちなみに、さっき行った杉本博司ギャラリーにこの神社の模型がありました。

こちらが石室の入口!

ライトを借りて入っていきます!

中に何があるかは、入ってからのお楽しみに!

石室から出てくる途中から出口の向こうに、ちょうど海が見えるようになっていて

個人的には石室の中より、こっちの光景の方に興奮したな!

家プロジェクト「護王神社」

営業時間:10:00–16:30
定休日:不定休
情報:公式HP
予約:公式サイト(全施設共通)

護王神社から降りてくると再び本村地区の昔ながらの町並み!

ちょっぴりアート要素もありつつの

昔ながらの路地もったりので、歩いていて楽しい!

途中、本村地区の中心らへんにある本村ラウンジ&アーカイブというところに立ち寄りました!

本村ラウンジ&アーカイブ

元農協のスーパーマーケットだった建物がインフォメーションセンターとなっていて、グッズ販売なんかをしています!

せっかくなので旅行カバンにつける用の「旅」アクリルプレートを購入!

ブルーの色がお気に入り!

装飾アクリルの端材を使って作られた商品で、「旅」以外に「直」「島」「家」「海」「芸」「美」もありました!

営業時間:9:30~16:30
定休日:月曜
情報:公式HP

次の家プロジェクトは石橋!

中には広い居間?みたいな部屋に水墨画みたいなふすま。

中庭には石橋!

これがあるからここは石橋というんだと思ったら、この家屋が石橋さんが住んでいた家だからなのね(笑)

家プロジェクト「石橋」

営業時間:10:00–16:30
定休日:不定休
情報:公式HP
予約:公式サイト(全施設共通)

こちらは島小屋というブックカフェらしいんですが、残念ながらお休み。

年末のクソ!

ぎゃっ!そんな顔で怖いよコックさん!

素敵な暖簾に整えられた植木鉢、お店かと思いきや

ここは民家です。

紛らわしいよ(笑)

狭い道の向こうに見える特徴的な建物が直島町役場です。

なんかワンピースっぽい。

いや~本村地区ってこういう感じの昔ながらの家屋がしっかりたくさん残って使われていて、その辺の伝建地区よりまとまりがあってイイ感じ!

スケスケの壁があって、中のお庭が見えるのもお洒落!

床屋さんの柱が赤・白・青で可愛い!

こちらが最後の家プロジェクトのはいしゃ

昔、歯科医院兼住居だった建物をアート化したそうです。

なんつーかね、つぎはぎというか、ガチャガチャしてます。

自由の女神がいたりとか

ムラのある青い壁の吹き抜けに、和の繊細な障子があったり

うどん・軽食の看板あったり

よくわからんけど、ガチャついてる。

家プロジェクト「はいしゃ」

営業時間:10:00–16:30
定休日:不定休
情報:公式HP
予約:公式サイト(全施設共通)

はいしゃを後にして、港がある宮浦地区へ自転車を走らせます!

途中、おもしろい形をした要塞みたいなんある!と思ったら小学校でした!

宮浦港周辺

フェリーに乗る前に最後に立ち寄ったのがこちら!

「ゆ」のマークがある通り、ここは銭湯です!

直島銭湯「I♥湯」というアート施設です!

壁は色んな模様のタイルが貼ってあって

こちらにも貼ってあって、なんともガチャついています。

こちらが銭湯の入口。

ここは、普通に銭湯としてお風呂に入ることができます!

タオルの貸し出しはないので、自分で持っていくか、購入が必要です!

タオル持ってなかったんで買いました!

デカデカと「I♥湯」

結構、気に入ってます。

お風呂の中はゾウさんがいたり、色んな絵とかが浴槽の底にあったり、華やかな天井があったりで、やっぱりなんともガチャついています!

そんなガチャついた空間で、お湯に浸かりながら、改めてアートって何だろ?って考えてみて、とりあえずの結論は「アートって言ったもん勝ちやな」です。

お風呂に浸かれるアートっておもしろいね!

てか、なんかワンピースに出てきそうな雰囲気だな。

直島銭湯「I♥︎湯」

営業時間:13:00〜21:00
定休日:月曜
情報:公式HP

銭湯を出て港へ向かうと、夕日が沈みそうになってました!

やっぱ景色が良いよね~

いよいよ直島ともお別れです。

バイバイ、赤かぼちゃ!

再びフェリーに乗り、宇野港へ戻りました。

そのあとは、自転車をホテルに返して、ホテルに預けていた荷物を受け取って、宇野駅から岡山駅へ向かいます!

岡山市内

岡山駅へ到着した時はすっかり夜で、駅前はライトアップされてました!

なんか昔の番長みたいな銅像が駅を見上げています。

ホテル近くの西川緑道も綺麗にイルミネーションされてました!

ブルーバージョンもあって綺麗でした!

宿:天然温泉 吉備の湯ドーミーイン岡山

はい!今回もドーミーインに泊まりました!

青森の旅に続き三連チャンです!

大浴場に露天風呂、サウナも付いて安定のクオリティです。

大晦日だったんで、無料サービスの夜鳴きそばが年越しそばになってました!

年越しそば食って、サウナで紅白見たりしながら、2024年から2025年へ年を越しました!

朝食では、岡山名物バラずしとか、さわらとか、岡山の牛とか、備前の味噌とか色々食べられました!

今回は年末年始でお店がだいたい閉まっていたので、ここで名物を食べられたのはかなりありがたい!

夕食:和牛と海鮮 本町しん

夕食はホテル近くで大晦日も営業していた居酒屋さんへ!

いぶりがっこポテサラ、サワラのレアかつ、刺身盛り、牛つくね蓮根あんかけを注文!

まあ、どれもそこそこという感じだったかな。

工夫してる感じだけど、あまりマッチした組み合わせに感じなかったかな。(あくまで個人的な感想です)

和牛と海鮮 本町しん

営業時間:17:00~00:00
定休日:不定休
情報:食べログ

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4日目:岡山市内散策

4日目は元旦

ということで初詣をしに、まずは吉備津神社へ行き、そのあと岡山市街散策します!

まずは、ホテルから岡山駅へ!

いや~岡山駅は関西・九州方面の東西軸だけじゃなく、山陰方面、四国方面へも特急がでていて、圧巻の中四国ターミナル駅だな~と感じます。

広島は特急ないからな~

吉備津神社

岡山駅から約15分吉備津駅へ到着しました!

ん~、ちっちゃい駅!でも、人は多い!

みんな初詣ですかね~

駅から3分ほど歩くと大きな鳥居が見えてきました!

鳥居をくぐってさらに歩いていきます!

10分ほど行くと吉備津神社の入口付近に到着!

人多い!

ちなみに、車も超多くて、超渋滞していたので、電車の方がいいです!

まずは手を清めようかと思いますが、これも人多い!

なかなかに待たされます(笑)

更に本殿へ向かうまでも、結構待たされます。

だいぶ近づいてきたけど、まだ待ちです。

やっとお参りできる!

今年は・・・・・・・・ように。

↑こちらが国宝の本殿です!

2つの三角屋根が並んでそれを支える屋根の軒の反り具合!

なんとも力強くて立派!

誰も見ちゃいないけど(笑)

この屋根は「吉備津造り」といわれて、全国で唯一の形式らしい!

本殿自体は室町時代(1425年)に再建されたものが現存しているらしく、600年もの間ここに鎮座しているようです。

そもそも吉備津神社って?

吉備津神社は、あの桃太郎伝説のモデルになった鬼退治の話に深くかかわりがある神社です!

神社の創建時期ははっきりしていないようですが、平安時代より前から存在していたようで、当時、強大な勢力を誇った吉備国の中心地に建てられました。

ここは吉備津彦命(きびつひこのみこと)という当時英雄だった人を祀っています。

この吉備津彦が、当時この辺りを荒らしていた温羅(うら)という鬼みたいなやつらをぶっ飛ばしたのが、桃太郎伝説になったんだとか!

境内の中に一童社という小ぶりな社とたくさんの絵馬がありました!

ここは学問と芸能の神様を祀っているそうで

絵馬にも合格祈願の熱い想いが沢山つづられていました!

絵馬も桃太郎!

それから、吉備津神社の独特ポイントであるなが~い回廊です!

全長360mもあるんだな!

吉備津神社

営業時間:5:00~18:00
情報:公式HP

吉備津神社を後にして、すぐ隣に宇賀神社という小さいけど池のある立派な庭の神社がありました!

ここは商売の神様みたいです。

ということで、初詣をして吉備津駅に戻ってきました~!

この路線は桃太郎線といわれていて、ピンクのイメージカラーとなってます。

ちなみに、電車が行った5分後くらいに到着したので、ここで約50分ほど待ちぼうけしました!

これが田舎での公共交通旅の醍醐味ってやつでしょうか。

のんびり本でも読みながら過ごしました。

電車の本数少ないので要注意!

吉備津駅 ⇒ 岡山駅の時刻検索(Yahoo!路線情報)

※バスもありますが、年末年始はバスは運休でした。

ランチ:LITTLE MERMAID

岡山駅に戻ってきて、お腹空いたので通りかかったパン屋さんでランチしました!

岡山名物食べたかったけど、閉まってるお店が多かったので目についたところに入りました。(後で駅ビルのレストランは開いているのを発見してプチショックでした。)

LITTLE MERMAIDというパン屋さんです!

そう!広島が本社のパン屋さんです!皆さんご存じ?

全国チェーン展開しているので、ここじゃなくても食べれます(笑)

お腹空いてたので3つのパントマトスープコーヒーを購入したら、結構な金額になりました(笑)

まあ、どれも美味しかったらからいいんですけどね。

試食で新発売の食パン半分ももらっちゃって、いくらお腹空いてたとはいえ食い過ぎですわ!

リトルマーメイド 岡山駅店

営業時間:7:00-20:00
定休日:不定休
情報:公式HP食べログ

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岡山街なか散策

パン食い過ぎでお腹いっぱいになったんで歩きま~す!

岡山駅~岡山城

岡山駅前を出発して岡山城の方へ向かいます!

岡山も路面電車が走ってます!

岡山の路面電車は岡山駅での乗り換えがちょい不便でして、絶賛改良工事中でした!

早速、岡山駅前商店街を歩いていきます1

プリティな桃が祀られています!

残念ながら、元日なんでねほとんどお店開いてないんですわ~

はっ! このコックどっかで見た気が・・・

こちらは岡山駅から岡山城方面まで続くメイン通りの桃太郎大通り!

広々とした歩道ですね~

レンタサイクル「ももちゃり」もあります!

乗ろうかとも思いましたが、なんか登録とかめんどくさいので止めました~。

ももちゃりを利用したい方は、事前にWEB登録しておくのがオススメ!

結構ポートもあって街ぶら観光には便利だと思います!

写真右奥の円形のシンボリックな建物は岡山シンフォニーホール!

そのすぐ脇にある洋風門は岡山のメイン商店街の表町商店街!

こちらは後で行きま~す!

岡山城・後楽園

桃太郎大通りを越えて旭川に到着しました!

奥に小さく岡山城が見えます!

ここから県立博物館 ⇒ 後楽園 ⇒ 岡山城と回っていきます!

はい、こちらは岡山県立博物館!

正月ということで無料開館していました!

おかげで人が多くてゆっくり見ることができませんでした(笑)

てか、ここに限らずだけど、地域の博物館てもっと時代の流れのストーリー性を重視して展示とか解説してほしいよね。

とりあえず発掘された物とか、残っている物とか展示されているけど、文脈が分からないのでイマイチよくわからん。

もっと歴史を勉強してからこいということか?

てか、地元の歴史を学びに来るところなんじゃないの?

岡山城内の展示とかぶらないようにしてるせいもあるのかもだけど、なんともパッとしない印象でした。

ただ、企画展として学芸員さんの推し紹介をしているコーナーはなかなかいい企画だと思いました。

岡山県立博物館

公式HPGoogleマップ

続いて博物館のすぐ正面にある後楽園へも入っていきました!

後楽園もお正月ということで無料開放していました!

庭園の奥に見える岡山城のアングルはいいよね~

広大な芝生大きな池と奥の山!

なかなかバランスが取れた風景ですね~

個人的には緑の向こうにビルとかが見えるのが好みなんですけどね(笑)

ところで後楽園って何なのさ?

後楽園は、江戸時代(1687年)に岡山藩主だった池田綱政(いけだつなまさ)が造らせた大名庭園で、一言でいうと、「大名が作った究極の癒やし空間」です。

日本三名園の1つで、その広さは東京ドーム3.5個分

見どころは、日本庭園にしては広すぎる芝生!

あとは、田んぼ茶畑があって、田植え祭りや茶摘み祭りがあったり、タンチョウがいたりします!

このバリバリ逆光の建物は鶴鳴館(かくめいかん)という建物で、結婚式とか会合に使えるみたいです。

後楽園

営業時間:3/20~9/30 7:30~18:00、10月1日~3月19日8:00~17:00
定休日:年中無休
情報:公式HP

後楽園を出て、岡山城へ向かう途中、なんかピンクのが川に浮いてる!

ぎゃ!桃が川をどんぶらこ、どんぶらこしてる!

お、おばあさん!どこかで洗濯してますか?

なんと、桃型の足こぎボートがゆらゆらしてます!

岡山ナイスセンス!

これこそアートでしょ!

岡山城は大学のころに来たことあって、その時はのっぺりした印象だったんだけど、

この角度から見る天守閣はシュッとしてカッコいいね!

立派の門をくぐって岡山城の敷地に入っていきます!

続いて不明門という門をくぐりま~す

そんで岡山城!

ん?やっぱりのっぺりしてる!

この角度は立体感を感じないよね。

で、岡山城って?

岡山城は、1597年に完成した城で、真っ黒な漆で塗られているため別名・烏城(うじょう)といわれています。

お城は策略家武将の宇喜多直家秀家の親子が造って、その後、小早川家、池田家と城主が変わり改良されていきました!

戦前は国宝に指定されていましたが、岡山空襲で焼失してしまい、1966年に鉄筋コンクリートで再建されました。

2021年~2022年で令和の大改修が行われ、中の展示がかなりわかりやすくなっています!

近くの福山城も近年のリニューアルで展示がかなり良くなってましたね。

城から見える金のしゃちほこ後楽園スワン桃!

ちなみに岡山城も正月無料開放で人がめちゃくちゃ多かったです。

やっぱり正月に観光するもんじゃないね。

岡山城

営業時間:9:00~17:30
定休日:12月29日~12月31日
情報:公式HP

岡山城~岡山駅

岡山城を後にして、路面電車のある通りへ出てきました!

岡山だけあって路面電車のラッピングがきび団子!

繁華街の中へ入ってきました~

こちらが表町商店街!

正月休みのためひっそりとしていますが、銀だこだけに人の群れ(笑)

こちらは岡山本社の百貨店・天満屋です!

昔は私の地元三原にもあったんですよ!

天満屋 岡山本店

公式HPGoogleマップ

で、天満屋の目の前に割と普通目のマンション建設中です。

百貨店前の街のちょうど真ん中に普通のマンションって、残念過ぎる。

商業ではやっていけないエリアになってしまったということなんでしょうか?

確かに、岡山市街は分散してしまっている感が否めないですね。

この天満屋や表町商店街は駅から結構遠いし、その割に駅前に結構商業施設が充実しているので、正直このエリアが岡山の中心地かといわれると、かなりショボい印象を受けます。

特に岡山駅横にイオンモールができてからはその流れが顕著になったんではないかと推測しています。

商業エリアの分布と路面電車の路線、あと、近年の大型開発の配置がどれもまとまりがなく分散していて、なかなか全体的な賑わいを作るのは難しそう。

岡山都市圏で100万人以上の人口を有するのに、どうしても他の同規模の都市と比べると街中がショボいと言わざるを得ないのは、なんなのかな~?

関西圏に近いことと、広島市がデカいことが影響してるのかな?

静かな表町商店街ですが、アーケードがレトロなステンドグラスみたいになっていて味わいがあるといえばありますね。

こちらは2023年9月にOPENした市民ホール!

大・中・小3つの劇場、アートサロン、ギャラリー、11の練習室を備えるなど中四国随一の規模だそうです。

こちらも近年の岡山市街の開発の1つ!

岡山芸術創造劇場 ハレノワ

公式HPGoogleマップ

大通り沿いになんとも渋い床屋さんを発見!

こういうレトロなん好きなんすよね~

入口の上にある小っちゃいクルクルするやつが可愛い!

こちらは岡山市役所!

クレーンが見えていますが、現在建て替え工事中だそうです!

2026年完成予定で公園と一体となったユニークな市役所になるようです!

こちらも近年の開発で有名な杜の街グレース

オフィス、住居、商業、MICEの複合施設で、2022年9月OPENです。

ま、ここも正月休みで入れなかったんですけどね(笑)

杜の街グレース

公式HPGoogleマップ

全国的にも珍しい、駅近のイオンモールです!

このイオンモールが岡山中心市街にどのような影響を及ぼしたのか、だれかレポートしてくれてないかな~。

と思って、チャットGPTに調べてもらった回答がこちら
(あくまでチャットGPTの回答なので間違えている可能性もあります。)

岡山駅から市役所へ続く大通りです。

通りの先に市役所が見えます!

こういう街の造りは、景観的におもしろいよね。

ということで、岡山市街をぐるっと一周して駅へ戻ってきたので、これにて今回の旅は終了です!

お疲れさまでした~!

岡山のお土産

岡山駅の中でいろいろお土産を買いました!

一番美味しかったのは・・・おかやまロール

岡山の名産を詰め込んだロールケーキで、吉備団子、桃ジャム、美作黒豆、ジャージー乳使用だそうです。

お味も程よく甘く、吉備団子のモチモチ感に、素朴なジャムと黒豆納豆とクリームの味で、自分好みでした!

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アクセス

まずは岡山駅or岡山空港へ!

岡山駅

※Yahoo!路線情報へリンク

岡山空港

※skyticketの航空券検索へリンク

次に宇野駅・宇野港へ!

※Yahoo!路線情報へリンク

そんで直島へ!

フェリー・旅客船

直島には宮浦港本村港の2つの港があります!

※各航路会社へリンク

四国方面の方は、高松港からも行くことができます。

レンタサイクル

宮浦港そば

店名営業時間定休日予約
おうぎやレンタサイクル8:00~18:00
(12~2月は 8:30~)
年中無休
T.V.C.直島レンタルサービス9:00~18:00
(7~8月は~19:00)
月曜+不定休
ゆうなぎ8:00~19:00不定休不可
ふうちゃん9:00~18:00不定休不可

本村港そば

店名営業時間定休日予約
T.V.C.直島レンタルサービス8:30~18:00頃月曜+不定休
島小屋|BOOK CAFE & TENT STAY10:00~16:30月曜(冬季:不定休)不可

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ハラモンの感想

広島県三原市出身者としては、岡山は近すぎてゆっくり旅行する感じじゃなかったんですが、今回初めて泊りで3泊して、楽しむことができました!

ちなみに、直島と岡山市街は大学の頃に一度来たことあるんですが、あれから20年弱たち、当時の印象よりもかなり楽しめたかなと思います。

特に直島は、島全体としてアートを使った観光が成熟されているなと思いました。

地中美術館とかベネッセハウスといった大きな美術館と草間彌生のかぼちゃの印象しかなかったんですが、

その他にも中小の美術館や家プロジェクトをはじめとするアート施設が島中に点在していて、

それを自転車で巡ったり、バスで巡るインフラも整えられていて、

さらに、今回はいけませんでしたが、よさげな食事処もいくつかあるようだったし、

面的に人を呼び込む素地がしっかりしているなと思いました。

前日に行った豊島は素朴な感じでよかったけど、直島はもっとアートとどっぷり融合した営みみたいなものを感じて、すごいなと思いましたね。

瀬戸内の魅力とアートをちゃんと融合させて、海外からも認められていて、移住者も増えていて、本当に素晴らしいと思います。

でも、ここまで来るのに30年はかかっているとのことで、街づくりに興味ある私としては、やはりこのくらいのスパンで、一貫性をもってやっていかないといけないんだなと勉強になりました。

あと、岡山中心街は正月ということが仇となり、お店は休みで、商店街はガラガラ、一方の岡山城や後楽園、博物館は激込みで残念な感じでした。

ほんと、年末年始の街を楽しむ旅はお勧めできない!

岡山中心街は、本文中でも述べたけどやはり主要施設が分散していて、歩く街としてはまとまりに欠けるなと思いました。

ももちゃりのようなレンタサイクルみたいなものが、もっと普及して、それメインの移動で考えた方がいい気がしましたね。

また20年弱後くらいに直島エリアや岡山市街がどう変わったか見てみたいですね。

では、また次の旅で!

\前半の宇野・豊島編はこちら!/

瀬戸内アート島・岡山ひとり旅録2024-25年末年始 Part1.宇野・豊島【車なし3泊4日モデルコース】 街歩き好き30代リーマンの旅の体験をまとめたガイドブック的備忘録「ひとり旅録」 今回は・・・ 2024年→2025年の年...

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