街歩き好き30代リーマンの旅の体験をまとめたガイドブック的備忘録「ひとり旅録」
今回は・・・
2024年→2025年の年末年始に行った瀬戸内アート島と岡山市内を3泊4日した旅の記録!
このページは前半の宇野・豊島の旅を紹介!
今回の旅は年末年始に行ったので、結構お店が閉まっていたり、宿泊・交通費も高いので、年末年始の日本での旅行はおすすめしません(笑)
それでも、年末年始しか長期休みが取れないあなたの参考になればと思います!
- アートが好きな人
- 瀬戸内の穏やかな風景が好きな人
- 街歩きや散歩が好きな人
- 車なし!公共交通で旅行したい人
\後半の直島・岡山編は準備中!/
旅のルート
★アクセス情報→コチラ
この旅で特にテンションが上がって、気に入った場所はこちら!
1日目:宇野(玉野市)到着!
宇野港周辺
今回の旅のスタートは岡山県玉野市の宇野駅からです!
家を出たのが昼過ぎだったので、到着したのは15時半ごろです。
ちょっと斬新な駅舎の壁面!
これはイタリアの画家がデザインした壁面なのです!
なぜか?
そう、この駅は瀬戸内国際芸術祭の玄関口なのです!
なので、アートな駅舎になっています!
瀬戸内国際芸術祭は、瀬戸内の岡山県・香川県の島々を舞台にした現代アートの祭典です。
最大の魅力は、島々をフェリーで巡りながら、アートと瀬戸内の風景を楽しむ非日常体験ができることです!
3年に1度開催され、国内だけでなく、海外からも多くのアートファンが小さな島々に訪れています!
2010年に始まり、徐々に規模が拡大し、近年では数十万人の来場者を記録したり、これをきっかけに移住や観光客が増加しています。
次の開催は2025年の春:4/18-5/25・夏:8/1-31・秋:10/3-11/9です!
ということで、宇野駅は瀬戸内国際芸術祭が行われる島々へ本州側から行く港の最寄り駅となっていて、駅周辺にもちょいちょいアートがあります。
その一つが駅の真横にあるちょい派手な自転車!
鉄の廃材を使って放置自転車に溶接して造られたアート作品。
なんと!レンタサイクルとして実際に利用できるみたい!
さらにそのすぐそばに白いポスト!
これもアートかと思いきや、アダルト雑誌などあまり子供に見せたくないものを入れるポストらしいですね。
個人的にはなじみがないのですが、全国的に結構あるみたいです。
ネットで気軽になんでも調べられる時代にどのくらい意味があるのか、、、
でも、やっぱなんかアートっぽいな。
アートの話とは別に、宇野駅のある玉野市は「ののちゃん」のふる里みたいっす!
ののちゃんは、朝日新聞の4コマ漫画に連載されているキャラです。
実家が朝日新聞だったので見覚えはありますが、実はあんまりなじみはないんよな~
ということで、アートだけじゃなく宇野の街も少しぶらついてみます!
こちらは駅から徒歩数分のところにある築港商店街!
ご多分に漏れず、↑こんな感じです。
そんな中、目を惹く和菓子屋さんが!
お店の前にDORAYAKI SHOPと書いてあるじゃないですか!
ということで買いました!大きい!
写真じゃわからないか~
見てこの厚み!!
まるでドラえもんのどら焼きみたいじゃないすか?
生地はホットケーキみたいな感じで、中のあんこはボリューミーだけど甘ったるくなくて、オッサンでも十分食べきれます!
おいしかったんで、実家へのお土産用に追い購入しました!
あんこ以外にも、栗入りや、スイートポテト、抹茶など色んな味があるのも楽しいです!
1つ300円前後なのでまあまあ高級品ですが、
どら焼き好きの方にはぜひお薦めです!
通販はしてなさそうなので、ぜひ宇野まで行ってみてください!
街なかにはののちゃんの案内板や4コマ漫画がチラホラ設置されてます!
うん、なぜこの4コマ漫画が選ばれたのかは謎
上の方にも居ます。
人通りがなく寂しい雰囲気ですが、結構絵になる街並みかなとも思ったりもしてます。
上の写真の、奥の丘の上にある家とかいい味だしてる。
不意に壁面に絵が描かれてるのもなかなか良き。
洋風の歴史的な建築もあったりするし。
廃墟ぽいけど何かに使われるといいな~
洋館の隣にはかなり立派な日本家屋もあったりして、なかなか見所ある街並みだなと思います。
こちらの大きな建物は、元中四国最大級のTSUTAYA(2021年閉店)だったみたいです。
さらにそれ以前は天満屋ハピータウン(1972年開店、1993年移転)というショッピングセンターだったようで、玉野市の商業の中心だったみたいですね。
現在は、まねきねこと事務所が入っている状況のようで、
人口約6万人の玉野市でこの規模のビルを埋めるのは大変なんですね。
でも、近年はアート島の盛り上がりもあり、オシャレで小さなお店や宿なんかは増えてきているみたい!
宇野港の方へやってきました~
小豆島へ向かうフェリーが停まっています。
結構大きめの港でフェリーに乗る車を停めるレーンが8列もあったりします。
宇野港とは?
宇野港は1910年(明治43年)から本州と四国を結ぶ宇高連絡船(宇野港~高松港)の発着港として重要な交通拠点となりました。
1988年に瀬戸大橋が開通し、宇高連絡船は廃止され、その後も民間のフェリーなどもありましたが、2019年に完全廃止となり、宇野・高松間の直行航路が109年の歴史に幕を下ろしました。
現在は、直島や豊島、小豆島などの島々を結ぶフェリーや旅客船が就航しています。
瀬戸内国際芸術祭の開催を機に、港周辺はアートによる地域活性化が進んできています!
港周辺は広っぱになっていて、アートが点在しているので、その辺をぶらぶらしました。
色んな鉄くずがひっついて船のいかりになっています!
鉄くずの中には旧日本軍の軍艦のいかりが使われているんだとか。
う~ん、どう解釈すればよいのか、、、
カラフルな魚が海に向かって口を開けています!
口から入っておしりから出てこられる滑り台になっています!
そして前にももう1匹の魚が!
海へ戻りたいのかな・・・
カラフルなうろこは、遠目には綺麗なんだけど、一つ一つゴミで出来ています。
なんとも環境問題や社会問題を表しているんですかね?
ドラえもんやスティッチ、トーマス、ミジュマルもいて、子供へのメッセージ性も兼ね備えているんだな~
釣りしてる人がいたり
すぐそこにたくさんの島があったり
両方が重なった風景があったり
宇野港からの風景は私の好きな瀬戸内の風景だな~
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宿:UNO HOTEL ★ブチ推し★
今回はUNO HOTELに2泊しました!
宇野駅と宇野港のすぐそばにあって超便利です!
2021年7月OPENでまだ新しく、綺麗で、お洒落です!
リッチな部屋がメインのホテルと思いますが、一人用の部屋も用意してくれています!
大きな一つの部屋を8つに分けていているセパレートルームで、
大きな部屋は鍵がかかりますが、一つ一つのセパレートルームは鍵のかからない仕切りとなっています。
部屋の中はベッドと小さな棚と洋服掛けだけのシンプル空間で、
少し豪華なカプセルホテルという感じでしょうか。
全体的にシックな雰囲気でいい感じです。
共用スペースを自由に利用することができて、
コンセントやWi-Fiも完備なので、ちょっとした作業もできたりします。
電子レンジや冷蔵庫、流しもあるので、お弁当とかを買ってきて温めて食べるのも可!
さらにお水やアイスの無料サービスもあります!
さらにさらに日本茶バーがあり、色んな種類のお茶っ葉を急須に入れて飲むこともできて面白いです!
テラス席もあって、気候のいい時はこの席で過ごすのが、景色も良くて気持ちよさそう!
宿泊棟の外観はこんな感じ!
2~3階はテラス付きのよさげなお部屋たち!いつか泊まりたい!
朝食はホテル併設の瀬戸内レストランBLUNOで食べます。
1日目:ポーチドエッグ
メインの前に温野菜、お雑煮、パン、5種類のドリンク、ヨーグルト!
年末ということでお雑煮がでるの嬉しいな!
5種のドリンクは、緑のキウイとリンゴと小松菜のスムージーが一番ウマかった!
そしてポーチドエッグ!
中のプルっとした卵はもちろんのこと、卵にかかっている海苔を使ったソースがウマかった!
2日目:パンケーキ
メインの前に地元ポークのハム、パン、フルーツグラノーラ、リンゴジュース!
ハムも美味しかったし、フルーツグラノーラにアーモンドミルクをかけて食べるのがウマかった!
そしてパンケーキ!
ふんわりパンケーキにサラダとベーコン、卵が乗っかってて、お惣菜系パンケーキです。
個人的には別々でよかったかな(笑)
お風呂はホテルから徒歩3分ほどの所にあるスーパー銭湯たまの湯が入り放題となっています!
露天風呂が広々としていて、サウナもあるし、食事処もあるし、ゆったりと過ごせます!
旅行中に時間が空いた時に長時間滞在できて、ごはんも食べれるし、宿泊者だけじゃなく地元民も利用できるしウマい仕組みだなと思いました!
営業時間:10〜22時(最終受付21時)
定休日:第三火曜日
情報:公式HP
ちなみに、ホテルとスーパー銭湯の間にはグランピング施設もあって、
こちらの人も銭湯が使えるし、ホテル併設のレストランでごはんも食べられるし、
ホテル・銭湯・キャンプの組み合わせはなかなかいいアイディアだと感心しました!
あと、船をチャーターした島めぐりのアクティビティツアーとかもやっているようだし、
瀬戸内をゆったりと楽しめる仕組みづくりが本当に素晴らしい!
こういうの地元の三原にもほしいな~
夕食:瀬戸内レストランBLUNO
夕食はホテルに併設されているレストランBLUNOで食べました!
シックでお洒落な雰囲気で、宿泊していなくてもレストラン利用可能です!
年末ということもあって、夕食はステーキコース一択でしたが、普段はコース以外にもアラカルトメニューもあるみたいです。
ステーキということで赤ワインも注文!
こちらは前菜の盛合わせです。
説明がありましたが、忘れてしまいました(笑)
前菜のひとつにフォアグラがあって、たぶん初めて食べました!
脂肪肝と思って食べるとイマイチかな~、食感としては生チョコみたいで、そう思って食べると美味しいかも(笑)
続いては人参スープに魚の素揚げみたいなのが入ってクスクス?が乗っかてるやつです!
味は忘れてしまいました(笑)
そして、メインのステーキです!確か岡山の牛です!
ステーキがめちゃ分厚いのに柔らかくて、歯ですーっと噛み切れ、程よく上品なジューシーさと肉の旨みを感じられて、ぶちうま!
今まで牛肉を食べるなら焼肉が一番と思ってたけど、このステーキはその考えを覆しました!
また、このソースがうまいのよ!お肉にぴったり!
食後のデザートはガトーショコラとイチゴのアイス!
ガトーショコラがねっとり濃厚で、コーヒーとマッチングー👍
上に乗っかってるイチゴのフレッシュさがいいアクセント!
いや~お洒落で、ぷちリッチで大満足の夕食でした!
地元の食材をたくさん使ってるというのも凄くいいよね!
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2日目:豊島散策!
宇野港~豊島
2日目からは島アートへGO!一発目は豊島(てしま)です!
早速、切符買って、船に乗って、レッツらゴ~!
と思ったら、乗り場間違えました(笑)
私が乗る旅客船はコチラ↑の小ぶりな切符売り場でした(笑)
気を取り直して、いざ乗船です!
島行きの船は「旅客船」と「フェーリー」の2種類あり、それぞれ乗り場が異なります!
旅客船:小型船で人のみが乗れるタイプの船
フェリー:大き目の船で人以外にも自転車や車も乗れる船
※時間によって旅客船かフェリーか違うので、
旅客船「みらい」に乗って出発おしんこ~!茄子のぬか漬け~!
かなりきれいな船で、椅子のシートもパリッとした赤で、なかなかかっこよいです!
窓から眺める瀬戸内海の景色もいい感じですが、窓はしぶきの痕でちょいきたない(笑)
そして約25分で豊島の家浦港に到着しました~!
豊島散策・サイクリング ★ブチ推し★
豊島散策はレンタサイクルで自転車を借りて回ります!
港から少し歩いたところに小さなオリーブ畑!
オリーブは豊島の名産品です!
そんで、オリーブの木の向こうにあるENEOSで自転車を借ります!
豊島での相棒となる電動ママチャリです!
いや、このチャリね、ペダルこぐと若干カリカリ言ってたんですよ初めから、
そんで、途中から前輪の方からキューキュー、キューキュー言い出してね、
・・・恥ずかしいよ!!
(本格的に出発する前に近所を走って、調子悪かったらチャリ交換してもらうのが良いですね。)
営業時間:8:00~18:00
定休日:不定休
料金:4時間1,000円、1日 (8〜17時) 1,500円
情報:公式HP、その他のレンタサイクル
①電動自転車を借りよう!
結構、アップダウンのある道を行くので、アスリートじゃない人は素直に電動自転車にしましょう!
②冬場は手袋必須!
冬に手袋もせずに自転車乗ると手が死ぬので、絶対手袋しましょう!
指先にスマホに反応する仕掛けのある手袋がオススメ!
それでは、自転車こいで島を反時計回りに回っていきま~す!
港やレンタサイクルがある集落を抜けるとこんな感じのTHE田舎の風景になります!
実は、豊島は岡山県ではなく、香川県の島で、小豆島のすぐ西側にあります。
距離的には岡山の方が近いですが、高松港からも船で約35分で来ることができます。
人口は約760人の小さな島ですが、近年はアートの島としての盛り上がりもあり、移住者や観光客が増えています。
もともとは農業と漁業が盛んなよくある普通の島でして、米作りやオリーブ、レモン、柑橘類、海苔などの生産が盛んです。
1970年代からは、国内最大級の産業廃棄物の不法投棄問題が発生し、2023年まで投棄現場の処理や整地が行われていたようです。
そして、2010年に瀬戸内芸術祭の会場に選定され、アートに島へ変貌していきました!
現在の豊島は、アートと瀬戸内の風景が混ざり合った素朴で新鮮な時間を過ごせる場所となっています!
アートの島ではありますが、もちろん普通に住民も住んでいるので、
作品がないところへむやみやたらに、騒がしくウロチョロしないようにしましょう!
小さな神社が朝日を浴びて絵になります。
振り返ると遠くに集落と海と本土が見えます。
さらに進むと四国方面の海や島が見えてきます!
穏やかな漁港
堤防を歩く人たち
そのすぐそばに、海を眺めながら座れるアート。
アートじゃない堤防もアートのようで
オリーブ畑の向こうに瀬戸の海
みかん畑の向こうに人の顔・・・!?
え!?これもアート?
これはさすがにセンスなくないか?てか、怖いよ!
自転車で走っていたらすぐ真横に牛!
ビビった~!
碧い空と海が見えてきました!
碧い空は島の製麺所で作るそうめんが食べられる食事処です。
この旅で一番素敵な景色が目の前に広がってテンションがギューン!
無人のみかん販売も絵になるし、ほっこりした気持ちになります。
ほとんど散ったコスモス畑と瀬戸内海!
棚田の風景!
この棚田の風景、1960年代から2009年頃までは耕作放棄地が広がり草木や竹が生えまくっていたようです。
2009年、瀬戸内国際芸術祭の開催を機に、約1年をかけて棚田を再生してこの景色が復活したんだそう!
アートの動きが伝統的なこの風景を復活させることになるとは、アートの影響力は想像以上にすごいなぁ
海へ突っ込んでいくような道を自転車をキューキュー言わせながら行くの
気持ちいいけど・・・恥ずかしいよ!(笑)
こちらは豊島で一番メイン施設の豊島美術館!
行きたかったんですけど、事前予約満員で行けませんでした~残念!
2日前くらいに予約しようとしたら売切れでした涙
くそ~豊島を侮っていた。
豊島美術館から坂を下っていくと海にぶち当たって
この両サイドミラーがお出迎え!
いや~絵になるよね~
この海辺の堤防に突き刺さったミラーとかバス停とか好きなのよ
渋くて味わいある商店も出現!
もっと暖かい季節だったら、アイスクリームでも買って軒下のベンチに座ってまったりしたいな~
レトロなゾウさん滑り台
その向かいにたくさんのバスケットゴールが!
ボールも用意されていたんで、せっかくなので十数年ぶりにドリブルとかシュートとか
一人でしてみました。
こんだけゴールがあっても、なっかなか入りゃしないよ!
よく見ればボードは豊島の形になってたのね
バスケットゴールの広場の出入り口付近に、ちょっと不気味なドラえもんモドキが
大丈夫か?大人の事情とか・・・
やってきました1発目のアート施設「心臓音のアーカイブ」です!
ここはですね名前の通り、アーカイブされた色んな人の心臓音を聞くことができます!
いやぁ、色んな人の心臓の音、初めて聞いたね。
人によってリズムもスピードも異なって、
人によっては、え?大丈夫?みたいなのもあって(笑)
心なしか欧米人の音が力強い気もしたけど、録音のやり方な気もする。
この音は人間皆が出しているけど、普段は聞こえない。
でも、誰もが持っている音。
実は一番身近な音なのに自分の音はなかなか聞けないね。
瀬戸内の穏やかな風景を見ながら、全く知らない誰かの心臓の音を聞く・・・
なんつーか、好きな人の音を聞きたいよね(笑)
営業時間:10~17時(10~2月は16時まで)
定休日:火曜(12~2月は火・水・木曜)
情報:公式HP
心臓音の所から引き返して、家浦港方面へ行く途中の集落(唐櫃内陸側)。
メイン道路から狭い道に入ると昔ながらの家々が並ぶ集落に迷い込めます!
この集落内にも古民家風のレストランが2軒あるけど、年末のためお休み(涙)
集落を抜けそうなところに小さなお宮と水たまりが!
この水たまりは「唐櫃の清水」といって、きれいな水が湧き出ています!
昔、弘法大師(空海)が来て、喉が渇いたんで地面を掘ったら水が湧き出してきたんだとか
ほんまかいな!
でも、雰囲気はいいですよ。
小さなお宮から見える集落、田畑、瀬戸内海の風景がなんとも和む。
(写真じゃ瀬戸内海は白飛びしてるけどね)
お宮の麓には何やら輪っかが沢山、錆びついた点で作られている
これもアートの1つだそう。よー分からんけど。
さっきのお宮の鳥居の向こうに広がる風景はこんな感じです。
この中をチャリで走るのも本当に気持ちがいい!
お昼時にGoogleマップでめぼしを付けていた海のレストランへ!
なんと、年末は予約の方限定!
ちっきしょー!
やっぱ年末年始はよくねーな。
家浦港の近くまで戻ってきて、レンタサイクルを返却して、
すぐ近くの異質な巨塔へレッツらGO~!
こちらは豊島横尾館というアート施設です。
なんか赤いです!
※ここからはネタバレになるので、知りたくない人は▼スキップ▼
中のお庭は、なんとも独特なセンスの色使い!
赤い石に池の青タイル、金の亀まで!
ちなみに奥には鶴もいるよ!
ここは、100年前に建てられた古民家を使って、
アーティスト・横尾忠則さんと、建築家・永山祐子さんがコラボしたアート施設。
ま、二人とも存じ上げてなかったけどね。
この一見、趣味悪い庭園が、母屋の展示と繋がっていて、
繋がってる!ってとこまでは気づいたけど、意味はよー分からんと思っていたら、
監視員の方が解説書を見せてくれて、母屋の畳に座って見てもいいといってくれました!
どうやら、死の島をあらわしてるんだとか、、、
全体的に生と死を表現していて、ドンと春画もあったり、2階に謎の絵があったり、、、
このでっかい塔は中に入れるんですが、男性のシンボルを表してるようで、
中には滝がぶわ~とたくさんあるんですよ。
空間としては、結構圧巻でおもしろいです。
この池というか川になっていて母屋下を通って表の庭と裏側が繋がっています。
この川が三途の川であり、ナイル川であり、羊水でもあるらしく、鯉が泳いでいます。
よくわからんかったけど、親切な監視員さんのおかげで楽しめました。
アートに正解はない。
営業時間:10~17時(10~2月は16時まで)
定休日:火曜(12~2月は火・水・木曜)
情報:公式HP
家浦の集落をぶらり散策してたら、渋い売店?と路地!
右へ行こうか、左へ行こうか!
好きなアングルです。
まあ、どっちにもいかず通り過ぎたんですが(笑)
廃墟の中に赤い四角が!
これはモノリスではないらしいです!
ということで、豊島散策終了!
本当はもっと島に滞在するつもりだったんですけど、
豊島美術館に入れず、ランチも食べられなかったので、12:55の船で宇野へ戻りました。
滞在時間たったの4時間弱、クソ~年末はよくない!
ということで、宇野港へ戻ってきました!
気持ちを切り替えて、スーパー銭湯たまの湯で贅沢にのんびりしま~す!
ランチ:旬菜旬魚 海廊
ということで、ランチはたまの湯の中のお食事処で瀬戸内桃鯛づくし御膳を頂きました!
どれもそこそこに美味しかったです。
営業時間:11:00~14:30、17:00~21:30
定休日:火曜
情報:公式HP
食後は、お風呂に入って、サウナに入って、水風呂入って、外気浴して、露天風呂入って、こんな過ごし方も全然悪くない!
むしろ旅先でのんびりできて良かったかも!
明日はアート島のメインである直島へ行ってきま~す!
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アクセス
まずは岡山駅or岡山空港へ!
岡山駅
※Yahoo!路線情報へリンク
岡山空港
※skyticketの航空券検索へリンク
次に宇野駅・宇野港へ!
※Yahoo!路線情報へリンク
そんで豊島へ!
フェリー・旅客船
豊島には家浦(いえうら)港と唐櫃(からと)港の2つの港があります!
※各航路会社へリンク
四国方面の方は、高松港からも行くことができます。
レンタサイクル
家浦港そば
店名 | 営業時間 | 定休日 | 予約 |
---|---|---|---|
土庄町電動レンタサイクル | 9:00~17:00 | 火曜 | 不可 |
緋田石油 | 8:00~17:00 | 不定休 | 可 |
NPO豊島PPプロジェクト | 8:00~17:00 | 3~11月:火曜 12~2月:火~木曜 | 可 |
瀬戸内カレン | 8:00~17:00 | 豊島美術館休館日+不定休 | 可 |
レンタカーあき(安岐石油) | 8:00~18:00 | 不定休 | 可 |
本村港そば
店名 | 営業時間 | 定休日 | 予約 |
---|---|---|---|
からと港レンタサイクル | 8:00~17:00 | 3~11月:火曜 12~2月:火~木曜 | 可 |
岡山・アート島へツアーで行ってみよう!
岡山・アート島に行ってみたいと思ったツアー派の方はこちらで検索!
宿での過ごし方から検索可能!
JRセットプランが豊富!
楽天ポイント貯めるならココ!
Pontaポイント貯めるならココ!
ハラモンの感想
実は直島へは大学のころに一度来たことがあったんですが、
豊島は今回が初上陸で、宇野港周辺は前も来たはずですが全く記憶にありませんでした。
まあ、もう十数年も前ですからね。
宇野港周辺は、広々として、瀬戸内の島がある景色もよく、寂れた街並みも思いのほか絵になって、なかなか良かったですね。
街には小さなお店とか宿が増えてきているみたいですし、これからの展開に期待です。
で、何よりよかったのがUNO HOTELですよ!
プチ高級な価格帯でありながら、1人旅向けの部屋を用意してくれているのがありがたかったし、レストラン、スーパー銭湯、キャンプ場も一体となって運営して、相互に利用できるようにしている仕組みが素晴らしいと思ったよね。
旅行者だけじゃなく、地元の人も使えて、旅行者向けにアクティビティも用意されていたり、宇野を拠点として島を巡るのに本当にちょうどいい仕組みを作っているなと思います。
ホテルの近くにレンタカーあると児島方面へもドライブできて選択肢広がるのにな~とか思ったり。需要ないかしら。
こういうの三原でもできるといいね、旅の滞在拠点として。
豊島は、素朴な昔ながらの家々と海と山とがある風景に、たまにあるアートがいい感じに混ざり合ってる気がしました。
建物が新しいのがほとんどなくて、ハウスメーカーの家みたいなのをほとんど見かけなかったので、風景として昔ながらの日本という統一感があってすごく絵になる島でした。
観光客も年末なのに結構いて、半分以上は海外の人でしたね。
都会や超メジャーな観光地でもない、田舎の小さな島にこんだけ海外の人を集客できるのはホントすごいね。
瀬戸内海はまだまだポテンシャルあるよね。
そんじゃ、後半戦の直島・岡山編もよろしくです!
\後半の直島・岡山編は準備中!/
\その他の旅録はこちら!/