ハラモンの旅録

生駒山(奈良県)ひとり旅録2023夏【1泊2日モデルコース】

(記事内に商品プロモーションを含む場合があります)

旅行と写真街歩きが好きなハラモンの旅行写真と感想を備忘録的かつガイドブック的にまとめた「ひとり旅録」

今回は・・・

2023年8月に行った生駒山1泊2日のプチ旅!

今回は大阪を昼過ぎに出て、次の日の午前中には大阪に戻るというプチ旅です!

一見忙しなく思える行程ですが、とっても気軽にのんびりできる旅でした!

こんな人にオススメ!
  • 手軽にのんびりしたい人(特に大阪市内の人向き)
  • 階段のある風景が好きな人
  • 高い所からの景色が好きな人
  • 大阪や奈良観光で落ち着いた場所に行きたい人
  • 昭和レトロが好きな人
  • 車なしの旅がしたい人

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街歩き好きの『ひとり旅録』モデルコース集 広島県の瀬戸内の小さな街・三原市で生まれ育ち、都会に憧れ、都会に住み、 旅行と写真、街歩きが好きなハラモンの旅行写真と感想を ...

旅のルート

★生駒駅へのアクセス情報はこちら

1日目

生駒駅
↓ 徒歩
生駒ケーブル(鳥居前駅~宝山寺駅)
↓ 徒歩
宿へ(チェックイン)
↓ 徒歩
宝山寺
↓ 徒歩
梅屋敷駅~岩谷の滝
↓ ケーブルカー
生駒山上遊園地
↓ ケーブルカー
宿の夕食(ジビエ肉)

2日目

宿の朝食
↓ 徒歩
幾世屋(和菓子屋)
↓ 徒歩
生駒駅

そもそもどんなとこ?

生駒山の位置・高さ

生駒山は奈良県生駒市にあり、奈良県と大阪府のちょうど県境に位置する山です。

標高は642mで、古くから信仰の山で、修行僧がいたり、大きなお寺(宝山寺)があったりします。

現在では山頂に遊園地があったり、関西各局のテレビの電波塔があったり、大阪では割とメジャーなような気がします。

生駒といえば!

生駒山の麓、奈良県生駒市は人口約12万でちょうど大阪と奈良の中間点に位置します。

正直、今回行くまでは生駒は大阪から奈良へ行く通過点で、大阪のベッドタウンというイメージしかありませんでした。

ということで調べてみると・・・

生駒の観光スポット

生駒の観光スポットは・・・

■生駒山上遊園地 ←今回行く
生駒山頂上にある昭和レトロな遊園地
■宝山寺
←今回行く
生駒山中腹にある商売繁盛のお寺&神社
■暗峠

奈良と大阪を結ぶ超急坂の峠道。国道だけど酷道と呼ばれてるとか。
■生駒山麓公園

生駒山麓にあるアスレチックがたくさんの公園

だいたいこんな感じですかね、半分は今回行くので、生駒半分制覇です!

生駒の名産品

生駒の名産品は・・・

■茶筌・茶道具
■レインボーラムネ
■高山かきもち
■地酒(上田酒造中本酒造菊司醸造

などです。

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1日目:いざ山頂へ!

生駒駅

今回の旅の始まりは生駒駅!

はい、写真撮り忘れたのでストリートビューです。

近鉄奈良線けいはんな線が接続しているので、大阪市内(なんば・本町)から20数分で来ることができます!

奈良へ行く途中なので、大阪から奈良へ旅行する際の途中下車スポットとしても便利です!

今回は行ってないですが、駅前には近鉄百貨店もありちょっとした買い物、時間つぶしもできます。

生駒ケーブル(鳥居前駅~宝山寺駅)

生駒駅から歩道橋で繋がっている生駒ケーブルの鳥居前駅です。

ケーブルカーの終点・生駒山の山頂に遊園地があるので、鳥居前といいながらちょっとポップな門構えです。

中に入ると、なんとも言えないチープだけど主張の強い顔出しフォト板があり、哀愁が漂います。

と思ったら、先ほどの顔出しフォト板の3D版があるじゃないですか。

そう、このなんともふざけた感じの乗り物が生駒ケーブルカーなのです!

ちなみにこの子は「ミケ」という名前らしいです。

夏休みの連休初日ということもあってか、結構お客さん乗ってましたね。

生駒ケーブルの車両は他にもポップなやつらがいます!

詳しくはこちら ⇒ 生駒ケーブルカーのご紹介

向かいの線路には昔ながらのレトロな車両もあります。

が、こちらは今日は使われてないみたいで、展示用となっていました。

生駒ケーブルは日本初のケーブルカーとして、1918年に誕生し、2018年で100周年となっている歴史あるケーブルカーなのです。

では、生駒山目指して、いざ出発です!!

鳥居前駅から約5分で宝山寺駅に到着します。

この駅は標高約300m!鳥居前駅が約150mなので、150m登ったことになります。

ん~、この可愛らしい車両は、なんともシュールな画になりますね。

生駒山山頂へはここで乗り換えてさらに登っていきますが、今回はこの宝山寺駅から歩いて5分ほどの所のお宿を予約しているので、ここで下車します。

生駒ケーブル

運賃・アクセス・時刻表 / 路線図 / 豆知識

宿へ(チェックイン)

宝山寺駅周辺はちょっとしか観光地っぽくなっており、数件の宿があります。

この「観光生駒」って看板、なんとも昭和な感じでとっても画になりますね!

宝山寺へ続く参道で、階段がずっと続いています。

階段のある風景もとっても好み!いい感じです!

階段沿いにはお洒落なお店もチラホラあって、またいい感じ!

参道からの脇道も階段になっていて、そこから見下ろす家々やその奥の街並みの風景は、めっちゃ好み!

そして、そんな参道の脇にあるのが本日のお宿です。

本日のお宿は城山旅館です。

料理屋旅館というジャンルで、まあ民宿という感じでしょうか。

お部屋は角部屋で窓が2つあり、山の中腹にあるので、奈良盆地の風景を一望できます!

こちらがその風景!はい、網戸越し!

なんか、この網戸はめ殺しになってるみたいで開かなかったんです笑

実際はもうちょっとイイ感じに見えたんですけどね。

手前が生駒の街で、奥が奈良の街です。

高い所にあるから網戸越しに入ってくる風も涼しくて、景色を見ながらボーっとできる素敵なロケーションです。

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宝山寺

宿で一服して、すぐ近くにある宝山寺へ向かいます!

鳥居の前の参道です。灯篭がずらっと並び、お寺の雰囲気が出てきました。

灯篭に明かりがともり、夏の夕暮れ時にヒグラシの声と相まってとってもいい雰囲気です。

宝山寺は、商売の神様を祀る日本三大聖天のひとつ。

聖天というのは、歓喜天(かんぎてん)という仏教の守護神のことです。

大黒天とかそういう系列の感じでしょうかね。知らんけど。

で、さらに登っていきますよメインの伽藍へ!

ちょっぴり多宝塔も見えちゃってます。

はい、こちらがメイン会場的な伽藍たちです。

何やら建物の密度が高くてギュッと詰まった感じがします。

本堂の奥にそびえる岩山がなんとも荘厳な感じを醸し出します。

この岩山は、般若窟(はんにゃくつ)とよばれ、弥勒菩薩像が祀られています。

その昔、役行者(えんのぎょうしゃ)という山岳修行者がここで修業したかなんかで、有名な空海もここで修業したんだとか。

こちらは拝殿(はいでん:本殿の前にあるお祈りするところ)です。

立派な幾重にも折り重なった屋根は八つ棟造りという作りで、かなり珍しいんだとか。

とってもバランスのいいお洒落な屋根なので、ぜひ注目してみてほしいですね。

で、私がここで気に入ったのが、この伽藍たちの密度感ですよ!

この狭いところにギュッと詰まった感じがいい!

しかも一つ一つの建物や屋根が洗練されてる気がする。良き!

そんな伽藍たちを抜けて少し階段を上がっていくと、お地蔵さんがたくさん迎えてくれます。

そしてその奥には多宝塔があります。

この多宝塔は昭和に建てられたんだとか。

多宝塔からさらに上に登っていくと奥の院がありますが、ちょっとめんどくさくなってしまったので、途中まで登って下ることにしました笑

奥の院への道も両サイドにお地蔵さんがズラリ並んで歓迎してくれています。

私は途中、脇道があったのでそこからケブルカーの梅屋敷駅へ向かいました。

宝山寺

Googleマップ / 公式HP

おすすめ紹介サイト:歩く・なら / 寺社巡り.com

梅屋敷駅~岩谷の滝

宝山寺からの脇道を進んでいくと、たどり着いたのが生駒ケーブルの梅屋敷駅です。

なんとも簡素!でも、味わい深い感じ!

ケーブルカーの路線をまじまじと近くで見ましたけど、ほんとにケーブルが線路の真ん中を通ってるんですね。

写真では止まってますが、ケーブルカーが来るとこのケーブルがガーっと動き出します。

階段状になったホームってのも乙ですね。

ケーブルカーが来るまで20分ほどあったので、近くにある岩谷の滝とやらに行ってみました。

駅から少し下って5分もかからずに岩谷の滝に到着します。

滝へつながる道には祠なんかがあり、雰囲気あります。

で、たどり着いた岩谷の滝!

滝の概念っていったい・・・

言ったもん勝ちやな。

梅屋敷駅に戻って、またもやポップなケーブルカーがやってきました。

駅からは生駒や奈良の街並みが見渡せて結構いい景色です。

ちなみにやってきたケーブルカーは結構満員状態でした。人気あるのね。

生駒山上遊園地

到着しました生駒山上駅!

生駒山上は遊園地になっています。

園内MAPがこちら。

入園料は無料なので、普通に園内を散歩できます。

おじさん一人で遊園地入るのどうかなと思ったんですが、全然いけました。

入場ゲートがないのはありがたい笑

超逆光ですが、真ん中に見える塔がおそらく、ここのシンボル飛行塔!

あいにくメンテナンス中で動いてませんでした。

レトロなゲーセンとかあったりして、その向こうには赤白の塔がポンと見えます。

と思ったら、めっちゃ塔だらけ!!

なんとも異様な光景で、おもろい!

生駒山は関西キー局のテレビやラジオの電波塔が群れに群れまくっています。

なんというか、この遊園地、全体的に超レトロ!

私が小さかった頃のアトラクションというか、遊具みたいなののオンパレードです。

よく言えば昭和レトロですが、素直に言うとショボいです。

なのに、結構賑わっています!このギャップが楽しい遊園地です。

ピカチュウとかもいるし、ポコニャンじゃじゃまるもいる!

にこにこぷんやん!懐かしすぎる!

なんだここは!平成初期か、昭和か!

ホントね、全体的にね、アトラクションがね、優しい。というか、小さい子供向け。

なんかね安心するわ!

小さいお子さんがいらっしゃるファミリーにはおススメやね。

これね結構好きだったのよ。

まあまあ怖いんだけど、気持ちいの。

大阪の街並みも見えるんですけど、逆光かつもやっててよくわかんね。

視界が晴れてたら淡路島とかも見えるみたいです。

左側にチョンと見えるビルはあべのハルカスです。

ということで、一人でも結構満足して生駒山上遊園地を後にしました。

生駒山上遊園地

公式HP / Googleマップ

夕食(ジビエ肉)

ということで、宿に戻って夕食です。

ジビエの焼肉です!

おそらく、人生初のジビエ料理です。

イノシシの肉との肉とイノシシのソーセージだったかな。それとお突出し。

イノシシ肉は、獣臭とか全然なく、豚肉よりも濃厚というか、しっかりした味わいで美味しかったです!

鴨肉も美味しかったし、タレがニンニク効いてて美味しかったです。

部屋からの夜景です。手前が生駒の街で、奥が奈良の街です。

おやすみなさい。

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2日目:のんびり下山!

宿:朝食

すみません。写真撮り忘れたので、記憶にある献立を・・・

・鮭と玉子焼き
・サラダ
・ごはん
・茶粥
・味噌汁
・漬物、佃煮
・もう1皿くらいあった気が・・・・

朝食も美味しかったです。

宿をチェックアウトして、帰り道はケーブルカーじゃなく、歩いて生駒駅まで行きました。

駅までずっと階段を下りて、一本道なので迷わず行けます。

運動もかねて、気持ちよく行けます。朝でまだそこまで暑くなかったし。

幾世屋(和菓子屋)

生駒駅の少し手前によさげな和菓子屋さんがあったので、立寄りました。

幾世屋という昭和初期からやられているお店で、イートインスペースが充実しています。

庭を向いたカウンター席もあるので、一人でも入りやすいです。

注文したのが宝多餅セット!

ジャンボおはぎに飲み物がついた名物のセットです。

デカい!上の粉は抹茶かきな粉が選べで、あんこもこしあん粒あんを選べます。

私はきな粉と粒あん派です。

あんこは甘さ控えめで、大きさの割に意外とペロッと行けちゃいました。

美味しかったです。

お店を後にし、生駒駅から大阪市内へ戻りました。

お疲れさまでした。

幾世屋

営業時間:平日9時〜18時、日曜10時〜17時
定休日:水曜日(木曜日不定休)
情報:公式Instagram食べログ

生駒をもっと楽しむなら!

生駒特産品の茶筌(抹茶をたてるケバケバしたやつ)の手作り体験!

抹茶とお菓子も付いて約3時間!

『ベルトラ』は、旅のオプショナルツアー予約サイトです。

場所:翠華園に現地集合

アクセス:学研北生駒駅下車
→奈良交通バス【傍示行】【庄田行】で上大北バス停下車
→ バスの進行方向より50m後を右折。カンバン有り。 
※ 学研北生駒駅からタクシーで約10分

ハラモンの感想

大阪市内からの手軽さと、景色の良さ、ほどほどの観光地感が素晴らしいスポットでした!

生駒は大阪市内から電車ですぐなのですが、なかなか立寄ることがなく、奈良へ行くときの通過点という感じでしたが、じんわりイイ感じの街でしたね。

奈良や大阪のインパクトに比べると、余裕で隠れてしまうけれど、人が多い奈良や大阪に比べると、静かに、ゆっくりと、そこそこの賑わいと昭和の観光地感を愉しめます。

まず、普段なかなか乗ることのないケーブルカーで山頂まで行ける手軽さ、特別感が良い。

また、ケーブルカーも頂上の遊園地仕様で、かなりお子ちゃま向けの昭和感満載なのですが、寂れた感じがあまりなく、思いのほか賑わっていてよかったです。

意外と、こういう昭和レトロというか平成初期みたいな感じは、現代でも受け入れられてるんですね。自分も懐かしさを感じちゃいましたよ。

生駒山の中腹にあるお宿・城山旅館は、窓から眺められる生駒の街とその奥にある奈良の街を眺めることができて、ボーっとするのに最高でした!

窓から入ってくる風も心地よくてよかったですし!

少し残念なのが、建物に年季が入っていて、細部の手入れが行き届いてない感じだったところです。

でも、料理はおいしくて、初めてのジビエ肉は臭みもなく、少し濃厚な味わいで美味しかったです。

宝山寺は、山の中腹にギュッと凝縮したような、建物の密度感と高低差のある地形、背後の岩山のバランスがとっても素敵でした!

また、そこから奥の院へ続くお地蔵さんの列も雰囲気あり、ケーブルカーの梅屋敷駅も超簡素なのも味わい深い風景でした。

頂上の遊園地は、まさに昭和の遊園地という感じで、自分が小さい頃に行ったことあるような遊園地やゲームセンターの雰囲気で、素直に正直に言えば、ショボいんですが、懐かしさと、ノスタルジーが重なり、さらに意外とちびっ子や若者がたくさんいて活気あって、とってもいいところの感じがしました。

また、山頂からは大阪の街並みも見渡せて、ロケーションもよくて、何気に昭和レトロの映えスポットという感じ。

遊園地を一人で徘徊できるなんて、また一人で過ごすことに磨きがかかってしまったなと、うれしいような、悲しいような。。。

大阪からの近さ、お手軽で安く楽しめる感じ、高い所にあるロケーション、ケーブルカーという非日常感、いろいろな要素が相まって、なんかイイ感じのところでした。

あと、2日目の和菓子屋さんも店内に食べるスペースが素敵で、よかったですね。

1日目3時前に大阪を出て、2日目11時頃には大阪に戻ったけど、それでもせかせかせず、しっかりと楽しめる生駒は、結構穴場のお薦めスポットだな。

いや~こんなに短時間で楽しめたのは初かもな。素晴らしい絶妙な立地と佇まいで、しっかり楽しめました。

では、また次の旅で!

\奈良の旅の写真集もよろしく!/

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生駒駅へのアクセス

関西圏内から!

ちょっとした気分転換や時間がないときの旅にGood!

生駒駅は近鉄奈良線(阪神なんば線直通)とけいはんな線(大阪メトロ中央線直通)が通っており、大阪市内からは特に行きやすいです!

※Yahoo!路線検索へリンク

全国各地から!

大阪や奈良観光のついでにサクッと立ち寄るのもGood!

新幹線で!

新幹線で新大阪駅or京都駅まで行き、そこから関西ローカル鉄道でGO!

※Yahoo!路線検索へリンク

飛行機で!

飛行機で伊丹空港まで行き、そこからは乗換が少ないバス+近鉄がオススメ!

バスは、なんば駅前or近鉄上本町駅行きに乗り、そこから近鉄で行きましょう!

■伊丹空港への路線

※skyticketの航空券検索へリンク

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